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海城中学高等学校後援会ホームページへようこそ

ご挨拶INTRODUCTION

後援会の活動方針

 海城中学・高等学校後援会は、学校の教育理念を広く共有し、学校と協力して、教育の充実と学校の発展を図るための援助を行います。
 海城学園は、「国家・社会に有為な人材を育成する」ことを建学の精神とし、前身である海軍予備校が1891年に設立されて以来、116年もの歴史を有する学校です。学校の教育理念として「新しい紳士」の育成を掲げ、「フェアーな精神」で物事を判断し、「思いやりの心」で人に接することができ、「民主主義を守る意思」を強く持ち、「明確に意思を伝える能力」に溢れる人材の育成を目的としています。このような若者こそが、社会の変化に対応し、世界を視野に入れて日本の未来を担う人材になると考えています。


会長 メッセージ

CEO

後援会長就任挨拶

 この度、理事長先生、校長先生ならびに役員の皆様方の御推挙を得て、海城中学校・高等学校後援会第二代会長の大役をおおせつかることとなりました。

 私は終戦の年に学園に入学し、戦後の混乱の時代を学園と共に過ごし、昭和26年に無事卒業致しました。私には二人の男兄弟がいますが、実は彼ら二人もこちらの学園にお世話になりました。そんなことも有ってか、卒業後2年位経った頃、故河原先生よりお声掛けいただき、海原会の業務のお手伝いをすることとなりました。爾来数十年、会計監査の仕事を皮切りに幾つかの役職をこなし、最後は副会長の立場で同会の発展の為に微力ながら力を尽くして参りました。今回ところを変えて後援会の会長という重責を担うことは、これまでの補佐する立場とは異なり、まことに身の引き締まる思いが致します。

 ですが、幸い初代尾上会長が、平成19年に設立された同組織の基礎をしっかりと固めて下さったので、私はそのゆるぎない基礎をきちんと継承し、その上に組織の更なる発展を築き上げて行ければと思っております。皆様に教えを請うことや、不慣れな部分もたくさんありますが、新たな場所で新たな気持ちで力を尽くす覚悟でおりますので、どうかお力添え、ご協力の程宜しくお願い致します。

平成25年11月20日 記
後援会長 立石 博巳

初代名誉会長 メッセージ

CEO援助の心

 後援会ホームページを新たに立ち上げることになりました。
 平成19年10月に本校PTAから分離し、後援会として独立しました。独立を目指したことのきっかけは、PTA会費の中で、支出目的が他と異なる性質を持った部分があるという会員の指摘からでした。確かに今回後援会の関与分野に置かれることになったクラブ活動援助費等は、PTAの純粋な活動の範疇とは言えないと視る会員は多かったと思います。ならば、目的毎に別組織にした方がいい、ということになりました。後援会会員は、在校生の保護者の他に、子どもが卒業した保護者や同窓会員の希望者、賛助会員等も入会できることになりました。

 クラブ活動援助で支出される手当の中身は、例えば、日曜日に生徒のクラブ活動の指導のために教員が1日出かけると3,000円の手当をこの中から支出します。一般のアルバイトでも時給900円は貰える時代ですから、指導する先生の立場からすると、まさにボランティア、サービスの精神がなければできないことです。国の方策としてクラブ活動の指導は、伝統的に、学校教育の一部と見なしてきました。しかし、手当は些少であるとしても公立学校であっても公式試合引率に限り支払われて来た経緯があります。クラブ活動が学校教育の本来的な任務であるかどうかについては議論のあるところです。そのため、クラブ活動が停滞している学校が、特に公立中学校では多数存在していることは衆知のとおりであります。

 本校の先生方は、中・高共にクラブ活動の指導に積極的に取り組み、中学校では90%以上の生徒が、高等学校では80%以上の生徒がクラブ活動に参加しております。クラブ活動の一分野である野球部も多くの生徒諸君が参加していますが、甲子園に出場する機会は残念ながらこれまで得られていませんでした。しかし、野球部に限らず、活動に参加し、そこで汗を流し、人間関係の中から、人間として必要なものを体得することは、人間形成の上で、極めて意義のあることであります。本校の先生方は、この点を重要な要素として、本校の教育活動の中に位置づけております。後援会では、このクラブ活動の重要性に着目し、クラブ活動を援助していこうとしています。

 一方では、最近殆どの公立学校に、学校評議員の制度ができていると思います。この考え方は、今から10年ほど前の平成10年9月に中央教育審議会から「今後の地方教育行政のあり方」について答申が出され、その中に学校評議員を作ることを提言しています。その後、この提言に基づいて実施に移されていきました。私は、当時の中教審の専門委員でしたから経緯を良く覚えています。

 ただ、私立学校は、この網を被せる必要はありません。しかし、学校の方針に対して関係者がどのような考え方をもっているかに対し、広くアンテナを張る必要があると思います。後援会の発足はこうしたことの学校設置者の意思の表れといえます。発足したばかりの後援会は、大きな活動はしていませんが、将来は、会員の篤志により、寄付等が集まり、更に充実した生徒活動が行われれば、素晴らしいことだと期待しています。

 会則の目的の中に、「援助を目的」とすると謳ってあります。援助には、物的のものと平行して、「心」の援助の面があることを忘れてはならないと思います。最近の世の中は、ぎすぎすした面が目立ちがちですが、誰でもができる温かい心を持ってお互いが集まり、その重要性を認識しながら進めていきたいものです。 

後援会ホームページ立ち上げに当たり
平成20年2月27日 記
和田 征士

後援会の沿革

2007年10月
海城中学・高等学校後援会設立
2007年12月
初めての特別会員(永年会員)募集
2008年03月
ホームページ立ち上げ
2008年05月
海城の歴史講演会開催(最初の後援会独自活動)
2008年07月
海城サイエンスプログラムへの援助(初めての学校教育活動のサポート)
2009年06月
後援会独自活動としての教育・研究活動支援制度と表彰制度を新設
2009年10月
第2期役員会スタート
2011年10月
ホームページをリニューアル
2011年10月
第3期役員会スタート
2012年01月
会員ページをリニューアル
2012年07月
第4期役員会スタート(新会長就任)

バナースペース

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