2011/11/15 No.6「学校の実力について」
中学校、高等学校の場合は「学校の実力」と言えば大学進学実績を中心に語られますが、東日本大震災の後は、災害発生時の学校の対応力も「学校の実力」の大事なポイントになってきているようです。子供をお願いする保護者にとっては、災害時にいかに子供の生命の安全が保障されるかも切実な問題です。
先日、愚息の在校時の先生のお一人から、3月の震災当日、新宿近辺で地震に遭遇した50余名の海城卒業生が母校に避難し、教員準備室で先生方とともに一夜を過ごしたと伺いました。「母校に行けば安心」と考え行動したと聞いた時、後援会外部役員の一人として大変嬉しく思いました。
「母校に行こう」、そう思える学校であることはとてもすばらしいことです。そんな魅力のある海城学園の後援会が発足して4年、皆様のご後援のもと着実に活動してまいりました。これからも学校とともによりよい活動を心がけて参りますので、応援よろしくお願いいたします。
(加治)