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後援会の活動紹介ACTIVITY

2013/11/17 地学野外実習(富士山巡検)
@ビジターセンター センターで事前学習です
@溶岩樹型 実地調査@
実地調査A  湧水の前での集合写真
学校でのまとめの様子  成果発表です
 台風一過で晴天に恵まれた27日(日)、中学1年生の希望者51名は富士山周辺への巡検を行いました。「巡検」という言葉は一般にはあまり聞きなれない言葉かもしれませんが、実際に現場へ行き、自分の目で事物を見て回るというくらいの意味です。中学1年の地学では2学期に火山について扱っており、例えば、スコリアや火山弾といった火山噴出物や成層火山の地形など、授業で学んだばかりのことを近くで見て、感じることで、学習効果も一層高まったことと思います。特に今回は、先日世界文化遺産に登録されたばかりの富士山が題材でもあったので、生徒の興味・関心の高さがうかがえました。 願わくは、今回の巡検1回だけではなく、実際に自分の目で見て確かめてみるという姿勢をこれから先も持ち続けてほしいと思います。また、後日巡検の内容をまとめる機会を設けます。そちらも積極的に取り組んでほしいと思います。 (地学科教員)



     生徒のレポート紹介

 富士山巡検に参加して
教科書に載っていた内容がこの巡検に参加したことによってより身近に感じられた。紡錘状の火山弾や溶岩樹形が想像とは大きく異なりおどろいた。また、富士山の裾野において忍野八海などの美しい景観を見て感銘を受けた。富士山の生い立ちや周囲への影響がよく理解できた。
この巡検を通じて富士山への理解が深まっただけではなく、地学への関心もより深まった。この巡検に参加してとても有意義だった。
         (生徒Aくん)



     一番心に残っているのは溶岩樹形のトンネルだ。初めにビジターセンターで火山岩や溶岩樹形を見た時、筒状になっていたのでとても広い鍾乳洞のようなところを通るのだと思っていた。しかし、すごく狭くて頭や体などが濡れてしまったのでびっくりした。忍野八海は思った以上にとても透き通っていたので少し見とれてしまった。手の甲まで水につかったらとても冷たく、2、3分で手が冷たくなった。また富士山五合目はとても寒く、いつもは少し冷たいくらいのおにぎりが温かくなっていた。スコリアの道はとても滑り、靴の中にたくさんのスコリアが入った。このようにたくさんの実習をしたが、ビジターセンター、忍野八海から見た富士山はとてもきれいだった。まだ雪がなかったので冬にも来てみたいと思う。いつかは富士山に登って上からの絶景も見てみたいと思う。 (生徒Bくん)




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