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写真を見ると、生徒の活き活きとした様子が伝わってきます。 高一スタート時のオリエンテーション合宿、 OBも交えて大変良い経験になったと思います。

　後援会では卒業生保護者をはじめとする特別会員の皆様からの永年会費を基にした独自活動を行っています。

　今回は、高校１年生を対象に、4月16日から17日に合宿形式で行われた「オリエンテーション合宿」の援助を行いました。担当の先生からレポートが届いたので紹介します。

　これまでは校内で1日で行われることが通例だったようですが、写真から合宿形式ならではの雰囲気が伝わってきます。


　　高一オリエンテーション合宿

　４月１６日〜１７日、鴨川グランドホテル（千葉県鴨川市）において、高１オリエンテーション合宿を実施しました。この行事は、従来始業式の翌日に校内でおこなわれていた高１対象の「オリエンテーション」と、４月下旬に宿泊形式で行われていた高１の「山の家」を、中高一貫となった本学年の現状に合わせて融合・発展させたもので、今年初めて実施されました。この行事の目的は、�@高校生活について理解を深め、�A中学４年生ではなく高校１年生としての自覚を高めるとともに、�B新しいクラスの仲間との親睦を深めることです。

　初日は昼前にホテルに到着し、昼食後すぐに避難訓練を実施しました。全体会場で学年主任と生活指導部のお話を聴いた後、ＯＢの先輩４名をお迎えしてのパネルディスカッションをおこないました。まず４人の先輩からご自身の高校時代のお話しをうかがい、その後生徒諸君からの質問に答えていただきました。それぞれに個性的な４人の先輩たちの体験談は、生徒諸君にとって、これからの高校生活や進路選択を考える上でとても参考になったことと思います。

　夕食後はクラスごとに分かれてＰＡ活動をおこないました。各クラスのオリエンテーション合宿委員は、プロジェクト・アドベンチャー・ジャパンのインストラクターによる事前研修の成果を存分に発揮し、各クラスの活動をしっかり仕切り、大いに盛り上げてくれました。
　翌日は午前中に各教科からのお話と、７月に参加する進学ガイダンス「夢ナビ」の概要説明を聴いて「座学」は終了です。お昼前にはホテルを出発し、鴨川シーワールドでの班別自主研修を楽しんだ後、帰路につきました。
以下は２日間の合宿を終えた、生徒たちの感想です。

　「これまでのＰＡ研修とは違って皆をまとめる立場ということで、今までとはまた違ったものをたくさん得ることができました。それはルールを皆にわかるように説明する大変さであったり、こちらの意図した通りに皆を動かす難しさであったりと、普段学校では学べないことでした」

　「ＯＢの話の中で『勉強以外に何か夢中になれるものを見つけて欲しい』という話があった。また『部活などで、苦しい思いをしながらがんばったことが、今の自分を作っている』という話もあった。自分も高校生活の中で夢中になって打ち込めるようなものを見つけたいと思った」

　始まったばかりの高校生活。まだまだ先は長いですが、まずは良いスタートが切れたと思います。

　海城中学高等学校の公式ブログ『海城Ｐｒｅｓｓ』（http://www.kaijo-academy.jp/press/）にも、高１オリエンテーション合宿の様子が報告されています。そちらも是非ご覧ください。