2012/04/25 中3「コミュニケーション授業」を紹介します
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写真を見ると、生徒の活き活きとした様子が伝わってきます。
居眠りなどあり得ない本当に楽しい授業だったようです。 |
後援会では卒業生保護者をはじめとする特別会員の皆様からの永年会費を基にした独自活動を行っています。
今回は、中学3年生を対象に、3月10日に開催された「コミュニケーション授業」の援助を行いました。国語科の中村先生からレポートが届いたので紹介します。
演劇によって修学旅行を振り返るユニークな試みであることが伝わってきます。
中三コミュニケーション授業
昨年度、中学三年生では、外部から演劇の専門家をお招きし、修学旅行の体験を演劇で振り返る授業を行いました。その後、授業の中でグループごとに作り上げた作品の発表会を、放課後や自宅学習期間を使って行いました。
3月10日に行った発表会では、あなざーわーくす主宰のわたなべなおこさんに担当いただいた2クラス、青☆組主宰の吉田小夏さんに担当していただいた2クラス、あわせて4クラスの発表を行いました。観客として、本校の教員、保護者の方々、一般の方々など、多くの方々にお集りいただき、会場となった講堂は熱気にあふれました。
本校の教員から、今回の授業について説明した後、生徒たちの発表がはじまりました、修学旅行先から自宅に投函した写真や、修学旅行先で撮ってきた写真を使って、修学旅行の行動班ごとに創り上げた演劇を、生徒たちは堂々と演じきりました。
発表会を終えた生徒の感想を紹介します。
皆の想像力が合体すると、ものすごいスケールのものができるのが、とても面白かった。
一人だけだと、小さなものだったものが、五、六人そろうと、だんだん形になっていくのが面白かった。
クラスの仲間と行った表現活動を十分に楽しんでいたことが分かります。
みんなと一緒にひとつの演劇を作り、それが観客に受け入れられたとき、
観客とのつながりも感じ、それをまた味わいたいと思った。
他人とつながることを楽しむような経験は、特に重要なものだったと思います。
今回の授業を通して、生徒たちの中で、修学旅行の思い出はよりいっそう大切なものになったようです。
最後になりましたが、ご支援いただいた海城中学・高等学校後援会に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
国語科 中村陽一