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後援会の活動紹介ACTIVITY

2012/03/03 4足歩行ロボットで学ぶ、情報社会の未来
中学生の希望者を対象としたロボット授業の様子です。
海城ならではの恒例の教育活動となってきました。
 
 後援会では卒業生保護者をはじめとする特別会員の皆様からの永年会費を基にした独自活動を行っています。今回は、中学生を対象に、昨年12月16日に開催された「ロボット製作講習会」への援助を行いました。講習のタイトルは「ロボットを作ろう、動かそう〜4足歩行ロボットで学ぶ、情報社会の未来」です。

 「ロボット製作講習会」へは、後援会設立の翌年から複数回の支援を行っており、人気の企画となっています。希望者多数の場合は抽選を行い、希望者の負担分に加えて後援会が補助を行う方式です。後援会では、このような海城での新しい教育活動への取り組みを積極的に援助していきたいと思います。担当の先生から講習会のレポートと写真が届いたの紹介します。

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 2011年12月にロボット製作講習会((株)ベネッセコーポレーションの講座「ロボットを作ろう、動かそう〜4足歩行ロボットで学ぶ、情報社会の未来」)に36名の中学生が参加しました。後援会の補助のもと、例年行っているものをあらたに参加者を募って行いました。

 内容としては、3人1組でチームを組み、小型4足歩行ロボットの製作、ロボットを動かすプログラムのコンピューター上での作成を経て、皆の前でロボットの動きをプレゼンテーションするといったものです。
 最終的に行う発表の内容は2つあり、@「直線的なコースのスタートからゴールまでのタイムを競う」A「おもしろい動きをさせてみる」というもので、全グループが両方の内容をこなしました。過去の講習会では競争を行う@の方が盛り上がっていたのですが、今回はAの発表内容が充実しており、発表の際には笑い声や歓声が絶えず、非常に楽しく充実した時間になりました。
 少し大きな話になりますが、日本は戦後から製造業が盛んないわゆる「ものづくり国家」として発展を続けてきたものと思います。一方、そのような中で子供たちが工作などの「ものづくり」に触れる機会が昔に比べ、減ってきているのも事実かと思います。このような中で、この講習会のように自分たちの手で実際に形ある作品を作り上げていく体験は参加者たちにとって大きく印象深いものになったのではないでしょうか。

                         文責:物理科教諭  古田 匡



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